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なぜブランドはバイラル動画を作るのか?

インターネット上の口コミ(ブログ、SNS、BBSなど)で話題となることを目論んで制作され、ネット配信されるCMのことである。(Wikipediaより)多くの人にシェアされ、話題になる動画を一般的に指すバイラル動画。なぜブランドがそういった動画を作るのか、彼らにとってのバイラルマーケティングとは?

 


 

近頃はいかに人にシェアされるかということが、価値の高いマーケット方法の一つであり、同時に非常に困難な方法でもある。なぜかというそれは視聴者が自主的に行う行為であり、購入までたどり着けない内容のビデオをシェアするかどうか決めるのは一個人の意思だからである。しかし商品を「購入」するのではなく、ブランドを「ソーシャルシェアリング」することは、ブランドにとって非常に影響力があり、ブランドエンゲージメントの視点からも視聴者とブランドの距離を縮めることになるのは間違いない。

バイラル動画を多く作る、Chamber Media は、バイラル広告トップ100に共通する、ソーシャルシェアリングにとって必要な10の要素を発表している。

 

          1. 共感できること

          2. ショッキングであること

          3. お互いが同じところに属さない物を対比させること

          4. 制作に時間がかかったかのように見せること

          5. 見ず知らずの人の思いもよらないリアクションを映し出すこと

          6. 物議を醸し出すこと

          7. 映像の内容自体がおもしろおかしく、人々がシェアしたがる内容であること

          8. 誰もが驚くようなテクノロジーを駆使すること

          9. 今流行っているようなトレンドであること

          10. 見た人がたとえフェイクだったとしても、現実であってほしいと望む内容であること

 

上記のような要素一つ一つが、インターネットでの人々の共感につながるのだ。

 

バイラル動画は2007年ごろから作り始められ、各ブランドがこぞって動画を制作してきた。成功事例もあれば、ネガティブな結果を生んでしまったものなど、結果は多岐にわたるが、失敗から学んだ成功パターン、それに紐づく戦略が少しずつ確立し始めているのだ。

 

 

バイラル動画のパフォーマンスを測る

過去の成功事例を見ながら、パフォーマンスをどのように測るのか、方法を探る。

 

Dollar Shave Club

髭剃りのECサイトを展開するアメリカ企業。月額の定期購入制のサービスを展開。

この動画でDollar Shave Clubは、自社を知ってもらうこと、髭剃り商品を定期購入することの有用性(頻繁に購入が必要ながら、買い忘れしやすい商品特性を持っている)をこの動画で知らしめ、結果最初の48時間で10万ドルを売上、12,000人もの人がウェブサイトに登録をした。

 

Squatty Potty

トイレ用品が看板商品のアメリカ企業。この動画により、オンラインセールスが600%アップ、店頭のセールスは400%アップし、150億ドルの売り上げにつながった。

 

どちらのバイラル動画も共通して、エンターテイメントを追求したことが、メディアに訴求し、多くの人々にシェアされた結果による。視聴数だけ見ても、Dollor Shave Clubは3カ月間で830万人の視聴者を獲得し、YouTube、Facebook,Twitterの会員数は60万人にも及ぶ。

 


 

バイラル動画は、特定の年代・世代の視聴者とのエンゲージ面とを生み、ブランドの認知を高めるのにはふさわしいマーケティングと言えるだろう。その為には動画の内容を決定するのに今まで以上の時間を費やすべきである。速攻性のプロモーションを求めるよりは、シェアされることに意識をして動画を制作するべきである。ブランドのストーリーを伝えるのではなく、より多くの人が理解できる内容を表現することが重要なのだ。

 

出典元)Reelseo

Why do brands make Viral video and How do you make one for your brand?

 

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