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【ターキッシュエアラインズ事例】ビデオマーケティングにおいてどのようにターキッシュエアラインズが成功したのか

The Economist によると、2015年6月時点、世界で最も乗客数の多い航空会社はデルタ航空(1,294万人)、そしてサウスウェスト航空(1,291万人)と続く。しかしTubular Labsのリサーチによると、ターキッシュエアラインズは、YouTube、Facebook、Instagram、Vineにおいて、369万人の視聴者を誇るナンバー1の航空会社と位置付けている。

その数字からも、動画マーケティングではナンバー1を誇る、そんなターキッシュエアラインのストラテジーを探る。

 


 

バイラル化するブランデッドムービー

 

ターキッシュエアラインはヨーロッパをリードするトルコの国営航空会社である。113の国に284もの路線を持ち、5年間続けて「Best Airline in Europe Award(ヨーロッパ最優秀航空会社アワード)」を受賞。それだけでなく、オフィシャルYouTubeチャンネルの動画は5,870万人もの視聴数を誇る、つまり1つあたりの動画は平均190万にも及ぶのである。ここで幾つかターキッシュエアラインのブランデッドムービーを挙げる。

 

「Kobe vs. Messi : The Selfie Shootout」

公開:2013年12月3日

1億4,440万視聴数・コメントは22,700にも及ぶ(2016年7月現在)ターキッシュエアラインのブランデッドムービーでは視聴数・コメントの数共にトップの成功例。

 

「Kobe vs. Messi : Legends on Board」

公開:2012年12月6日

1億1,220万視聴数。最大の視聴数を誇る「Kobe vs. Messi:The Selfie Shootout」の第一弾として1年前に公開。その2年後(2014年)には、第三弾として「Drogba vs. Messi :#EpicFood」が公開され、現在6,280万視聴数となっている。

 

 

最新作は、2016年ワーナー・ブラザースとコラボをし、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の公開に合わせて、ターキッシュエアラインのオフィシャルYouTubeチャンネルに「Fly to Gotham City with Turkish Airlines!」、「Fly to Metropolis with Turkish Airlines!」を共に2016年2月7日に公開した。

* ゴッサムシティ、メトロポリスはバットマンとスーパーマンのホームタウンと言われており、作品内に登場する架空の都市。

 

上記の作品に共通するのは、スポーツ界の伝説的な選手、映画に登場するスーパースターなど、人々が共有しやすい要素を盛り込むことで、動画がバイラル化し、視聴数・コメント数に大きな影響を与えたことが言えるだろう。

 

YouTube広告への予算投下

 

ターキッシュエアラインズは巨大な予算をかけてブランデッドムービーを作り続けているだけではない、その動画を策略的な計画でターゲットとする視聴者の目につくよう、YouTube広告にも巨大な投資をかけてプロモーションを行っている。YouTube広告ランキングのトップ5に、2013年から2015年まで連続して入っているという事実も、ターキッシュエアラインズがいかにプロモーションにも予算を掛けていることが言える。

結果ターキッシュエアラインは2013年383万人だった乗客の数を2014年に548万人、2015年には612万人に増加させた。そしてついに2016年6月最新のThe Economistでは、世界で最も大規模な航空会社として評価されたのである。

 


 

先日のコラムで紹介した「なぜブランドはバイラル動画を作るのかで登場した、バイラル動画のソーシャルシェアリングにとって必要な10の要素を、うまくブランデッドムービーに取り入れ、巨大な予算を使って動画マーケティングを行ったターキッシュエアライン。ここまでの予算をかけることは難しいかもしれないが、今まで機内安全ビデオのオリジナリティで動画マーケティングの世界で注目を集めていた存在だった航空会社が、どのブランドも参考にすることができる事例を作り上げたのは特筆すべきことであろう。

 

出典元)Reelseo

How Turkish Airlines is Winning Big at Video Marketing

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