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最もシェアされたオリンピックCMの一つ、マイケル・フェルプスのアンダーアーマー「Rule Yourself」

この夏、マイケル・フェルプスは最後のオリンピックを迎えている。そんな中、フェルプスが起用されたアンダーアーマーのCMスポット(エージェンシー:Droga5)「Rule Yourself」は、5月のカンヌライオンズでのフィルムクラフト部門グランプリだけでなく、オリンピックスポットで最もシェアされた作品の1つとして注目を集めている。

 


 

Unruly社のデータによれば、フェルプスのアンダーアーマーCMはChannel 4のパラリンピックCMスポット「Superhumans」に続いて二番目にシェアされたCMであり、歴代のCMを見てみると五番目にシェアされたCMである。

 

 

 

なぜそんなにシェアされたのだろうか?

大きな理由としては、ターゲットである18歳-34歳のミレニアル世代男性の感情に直接なアプローチができたからだと言える。The Killsの楽曲、そして水泳選手の激しい練習の様子は、全視聴者の48%、ミレニアル世代男性の68%の感情を鼓舞したとされている。

Unrulyによれば、視聴者とエンゲージメント可能にする感情は、喜びと驚きであり、22%の視聴者が、カッピングのような痛みを伴うシーンだったとしても、アスリートのトレーニングを見ることに喜びと驚きを感じるとしている。

 

top 5 positive emotion

 

Unruly社のVPであるDevra Prywesはこう述べる、「我が社の今までのデータを、感情別、年代別にみていくと、ミレニアル世代、特にその世代の男性に最も効果的なのは「Inspiration(鼓舞)」である。」またPrywesはこの「鼓舞する」という要素が今年のSuper Bowlsのスポットには欠如していたが、オリンピックのスポットには多く見られたと述べている。

 

現在までこのスポットCMは、56%がFacebookのからのシェア、28%がTwitterからシェアされている。

 

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フェルプスだけでなく、アメリカのプロダンサー、ミスティ・コープランドを起用するなど、最近のアンダーアーマーのCMスポットは成功を納めている。どの作品も視聴者の感情を鼓舞し、楽しませているのだ、Prywesはこう述べている。

 

Droga5のストラテジストHarry Romanは、リオに向けての水泳選手としてのフェルプスの練習の様子も、シェアされた要因の一つではないかと付け加える。

「なぜこの作品がここまで人々の心に浸透したかというと、美しいストロークをするための激しい練習、そしてそれがあったからこそ勝利に繋がるんだということを、視聴者に見せることができたからだと思う。フェルプスが表彰台の上に立つとき、このCMスポットの曲の歌詞「It’s the Last Goodbye(これが最後の別れだ)」が自然と頭に浮かぶのだろう。」*フェルプスはリオで引退を表明。

 

「特に若い世代の4分の3は、広告が嘘っぽいとそのブランド自体の信頼さえ失ってしまう。アンダーアーマーはその点を見ても、常に洗練され、アスリートの様子と彼ら自身のストーリー、そしてブランドイメージをうまく共鳴させ、すばらしいCMを作り続けている」Prywesはこう締めくくった。

 

 

出典元)Adweek
Why Under Armour’s Michael Phelps Ad is One of the Most Shared Olympics Spots Ever
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