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Twitterのビデオマネタイズ機能の5つの洞察

Twitterがクリエイターがコンテンツのマネタイズを可能にする仕組みを最近発表した。企業や広告会社はこのTwitterの新しい試みを、収入源の一つとして考える事ができる。現在存在するYouTuberがTwitter向けの動画の制作も手がけるようになれば、新しい広告の一つのフォーマットになり得るだろう。CBCN社によれば、Twitterにビデオを投稿することで、広告収入の70%を手にすることができる。これはYouTubeパートナープログラムの55%に比べ、高い数字である。クリエイターはどの点に留意すべきなのか、以下の点を挙げる。

 


 

① Twitterのビデオ投稿によりどのように収益を得ることができるのか

 

Twitterは動画投稿者に対していくつかの選択肢を与えている。

最初の選択肢は「Amplify Publisher Program」への参加である。この選択はツイートをする前にチェックを入れるという簡単な作業である。これを選択することにより、投稿されたビデオにプレロール広告が挿入され、その広告収入の70%が動画投稿者に払われることになる。またその動画はTwitter以外のプラットフォームでも使うことができるため、クリエイターはあらゆるプラットフォームでのマネタイズの可能性が残される。

次の選択肢は、「Niche」に加入するか否かの選択である。Twitterに2015年売却される前から、Nicheは1万3000人以上のクリエイターに対し、企業とのコラボレーションを斡旋させるビジネスを展開していた。Nicheに参加することで、マネタイズの可能性が拡がる可能性をクリエイターに提供するのも、Twitterの新たな強みであろう。この二つの選択をするだけで、動画投稿者は容易にTwitter上でのマネタイズが可能になる。

 

 

② Twitterに投稿された動画と他プラットフォームでの動画は何が異なるのか

 

Twitterと他プラットフォームの一番の違いは「ハッシュタグ」である。このハッシュタグを用いて、ユーザーは動画に辿り着く。また尺に関しても、20秒から2分など比較的短い尺のビデオが好まれる。Twitterの副社長であるAmeet Ranadiveは、Twitterでの動画展開が以下の点で非常にユニークであると述べている。

「Twitterには今まさに行われているというライブ感が存在している。企業が投稿したツイートは、ユーザーにとって中毒的であり、環境に溶け込みやすく、こだまのように広がる。ユーザーへの感情的なエンゲージメントがより高い反応を生む。」例えばTVコマーシャルなど、視聴者がよく見る番組に流れるTVコマーシャルは記憶に残りやすく、それは反応にもつながる。もちろん適切な回数であることも重要である。eMarketerのリサーチによれば、多様な広告で適切かつ興味深い広告は、視聴者からポジティブな反応を生むことが分かっている。

二つ目にRanadiveが挙げた点は、「企業ブランドはTwitterのヘビーユーザーの価値を理解している。月に8億人がTwitterを使い、新しい出会い、アイデアを手にしているのだ」

 

③ 魅力的なビデオとは

 

Twitterに投稿されるビデオの92%がモバイル端末で視聴されている。そしてTwitter上でのビデオ視聴は毎年220倍も増加している。そしてまた、ビデオは写真やGIFアニメーションに比べ6倍の割合でリツイートされている。この数字は、Twitterのようなライブ的な環境はブランドに適したものだと言える。

Millward Brownという会社が、女性の日用品の購入に関する数字を発表した。Twitterを利用して日用品を購入した女性は21.7%、Twitterを使用しない人よりも、6カ月以内に日用品を購入する割合が高く、また2倍も多く商品を購入する。また買い物をする女性の49%が購入するか否かの決定にTwitterからの情報を利用している。女性の多くがブランドからのニュースやプロモーションをTwitter経由で手に入れ、ブランドとのSNS上のやりとりも発生している。

 

④ クリエイターが企業ブランドと手を組むメリット

 

#1で挙げた、Amplify Publisher プログラムやNicheへの加入はメリットが高い。最近購入したアイテムに関する動画を自身のTwitterに上げ、いつかインフルエンサーの仲間入りを目指すよりかは、ブランドとタッグを組む方が正しい選択なのかもしれない。例えば、女性ものの洋服などの動画を挙げるなら@Gapと、DIYのハウツービデオを投稿するなら@HomeDepotと、といったようなターゲットが存在するブランドと手を組むのはメリットが高い。

 

⑤ ブランドとクリエイターにとってメリットになるか

 

ブランドがTwitterに投稿した動画は、投稿後10秒以内で視聴される。瞬時のユーザーリアクションが狙えることで、クリエイターは自分の動画を価値あるものとし、またブランドはその動画にプレロールをつけるか否かを判断することが可能になる。またTwitterがデータ分析会社Nielsen DARやMoatと手を組むことで、企業はキャンペーン前後の指標を図ることができる。

 

 


 

このようにTwitterのマネタイズプログラムはクリエイターにとっても、ブランドにとってもメリットがあるプログラムとなっている。

 

出典元)Tubularinsights

5 Huge Insights to Get the Most Out of Twitter’s Video Monetization Feature

 

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