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マリオットホテルはなぜショートフィルムを作り続けるのか

グローバルな展開をしているホテルチェーン、マリオットインターナショナルの映画制作部門は、ショートフィルムの成功に続くコンテンツとして、アジア太平洋地域のテレビドラマシリーズやリアリティショーなどグローバルに受け入れられるコンテンツの増加に踏み出した。

 


 

マリオット・コンテンツスタジオのクリエイティブ&コンテンツマーケティングアジア太平洋地域を担当するディレクター、Tony Chow氏は、以前制作したショートフィルムは当初ホテルのマーケティングツールとして想定していたが、現在は動画プラットフォームに販売することができると述べた。

2014年に設立されたマリオット・コンテンツスタジオは、今まで5つのショートフィルムを制作していきた。LAとドバイでそれぞれ制作された『Two Bellmen』『Two Bellmen 2』に続き、次回作は韓国・ソウルを舞台にしている。K-popグループ少女時代のジェシカ・ジョン(Jessica Jung)、俳優のキ・ホン・リー(『The Maze Runner』、『Unbreakable Kimmy Schmidt』)は、10月下旬にYouTubeや中国のYoukuの他、マリオットの客室内チャンネルで視聴が可能になる予定だ。

 

820日、中国の広州CCTVから『Two Bellmen 2』のマイクロムービー賞を受賞したChow氏は、同グループが『Two Bellmen』シリーズの第三弾の公開に伴い、アジアでホテルパッケージを提供すると発表した。第三弾は、アジア圏のドラマではよく見受けられるテーマである、ロマンスと家族間の葛藤についてのストーリーとなり、ホテル事業にとって重要である結婚式を中心にストーリーは展開していく。Chow氏は、韓国のドラマとKポップの人気が急上昇したことを受けて、このシリーズのアジア版の舞台をソウルに設定することに何の疑問もなかったと述べた。

 

 

マリオット・コンテンツスタジオは2015年に、『French Kiss』、2016年に『Business Unsual』を制作した。両作品は平均500万の視聴数を誇り、映画祭などでも上映された。『French Kiss』『Two Bellmen』は第37回テレリー賞も受賞した。

 

 

Chow氏はこれらのショートフィルムはビジネス的にも大成功をもたらしたと語る。『French Kiss』と同じタイミングで開始したパリのパッケージプランは約50万ドルの収入をもたらした。現在同スタジオはスクリプトの無いリアリティ番組の開発に乗り出している。コンテンツスタジオの統括者であるDavid Beebeは、ホテル開業の裏側を描くリアリティ番組を制作するつもりだと述べている。またアジアは同ホテルチェーンで成長著しい地域であり、アジア版の制作は必須であったとも語った。

 

出典元)Variety
Why Marriott Wants to Make Short Films
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